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2021年12月18日土曜日

【オンライン開催】@神戸 #029 &大阪 #6 &京都#2 「サイトまるごと編集が可能になる、Full Site Editingを体験しよう!」・・・ #wpmeetup #WMKOBE #WPMeetupOsaka #WPMeetupKyoto

 今回は、もうすぐリリースされる WordPress 5.9 に実装される、Full Site Editing についてどういうものか先行体験しようとおもって、Kansai WordPress Meetup 参加しました。まだ Gutenberg に非対応な WordPress もある中で、何がどう変わったのかこのあたりで知っておこうということですね。



事前準備(前日)

プログラム

によると、ローカル開発環境として Local を使うということだったので、これをインストール。前日となる 2021年12月17日に、WordPress のデモサイトを1つ立ち上げておきました。

デフォルトでは、PHPバージョンが 7.3系で、WordPress 5.9ベータ版のヘルスチェックで警告がでるので、 PHP7.4系にしておきました。またログイン後の言語を日本語に変更し、タイムゾーンも Asia/Tokyoに変更にしておきました。

 


WordPress Beta Tester プラグインをインストールし、ツール > ベータテストより、下記のように、最前線、ナイトリーに設定変更。

あとは更新メニューから、5.9 ナイトリービルドへ更新します。
2021年12月17日時点では、5.9-beta3-52383 でした。日々更新されるバージョンのため、本番では若干バージョンアップしているかもしれません。

この時点ではテーマが、Twenty Twenty-One となっているので、外観より Twenty Twenty-Two に変更します。

そうすると、従来の外観テーマメニュー(左図)から、新しいテーマメニュー(右図)になります。



これが新しい編集機能の一つになりますね。とりあえずこれで準備は整ったと言えるでしょう、たぶん。

以下、筆者が理解したことのメモを残します。

当日



今年度の初雪であり、さらに積もりました。これをZoomの背景にして参加しました。
冒頭、軽く皆で雑談したあと、始まりました。
参加者数は登録サイトをみると 48名、始まった当初は28名でした。途中 36名になっていました。

冒頭今回の Meetup 開催側で注意事項や WordPress, WordCampの紹介がされた。
その中で気になったものをメモ。

  • 参加したホスティングサーバー側で WordPressのテストを定期的に行って、WordPress がホスティングサーバーで問題なく動くかどうかチェックするプロジェクトとのこと。

自己紹介はブレイクアウトルームにて


最初の4名は、全員知ってるメンバーだったので自己紹介せずに雑談をしていた。
2度目は、過去に新聞記者をされていた方がいた。いまは会社を起こして最近はWeb制作部門を作ったとのこと。話していると時間が足りない。一回5分だそうだ。それを知らずにダラダラと話してしまった。
最後の3度目は7分になった。出版社のインハウスデザイナーが参加された。知り合いもいたので時間が足りないですね。
いずれにしても、話足りないほど楽しかったですね!

その後10分休憩。その間に Local 環境を構築していない人は構築してね!というノリですね。

Full Site Editingをみんなで触ってみよう!


Full Site Editing(フルサイト編集)とは、設定、スタイルからテンプレートやテーマまで、サイトのあらゆるパーツにブロックの操作性と拡張性を導入するもの。
これを実現するためには、WordPress コア(5.9以降)とテーマ(現行は Twenty-Twenty Two)となる。

まずは前日インストールした WordPress 5.9のナイトリービルドを更新(5.9-beta3-52384)。

コンテンツを試すのは、テーマユニットテストデータ日本語版が活用できるよ!
https://github.com/jawordpressorg/theme-test-data-jaから、ZIPダウンロードする。
利用するのは、wordpress-theme-test-data-ja.xml
これを WordPress にインポートするには WordPress Importer プラグインをインストールして有効化する。
するとツール > インポートより、WordPress のインポートが増える。


WordPress のインポーターの実行のリンクをクリック


ファイルを選択ボタンをクリックして、先程の wordpress-theme-test-data-ja.xml を選択。そして、ファイルをアップロードしてインポートボタンを押した上で、出てくる画面の一番下にある「添付ファイルのインポート」をチェックしておきます。


これで実行ボタンを押して待つと、投稿、固定ページ、メディアにサンプルデータがいろいろ入ります。

投稿ページ

固定ページ

メディア


クエリループブロック


  • 投稿一覧を表示するなどをすることができる。

上記のようにクエリループブロックを追加して、「選択」ボタンを押すと、ブロックの設定ができるようになる。ソートもできるようだ。


プレビューという機能が実質なくなっている


編集画面自体がプレビューという考えに対して、様々な意見が飛び交っていた。

自前でフロントページを指定したい場合には、別途フロントページ(テンプレートで作成できるのか)を作って指定してあげる必要あり。フロントページを作ってしまうと、それが優先されてしまうようだ。テンプレートのフロントページを削除したら、ホームのテンプレートがベースになっている模様。

画面上からは page-◯◯.php は作成できない。直接作成(FTP等)で作成できるようだ。ただしテーマに対応している必要あり。子テーマを作ってやる感じ? 

外観を消すなどユーザーが誤操作しないようなツールはあるのか。以前、外観のカスタマイズメニューを削除する方法についてはネットで載っていたので、そこを参考にやってみた。

管理者も含めて、外観のサブメニューの Editor を非表示にする


利用側も管理者権限を有する場合は結構ある。となると、テーマの functions.php に下記のコードをいれておけば、Editorを非表示にできますね。
// のコメントした部分で権限によって除外できたりするようだ。

function remove_menus() {
//  if (!current_user_can('administrator')) {
    remove_submenu_page('themes.php', 'site-editor.php'); // 外観->Editorを非表示  
//  }
}
add_action('admin_menu', 'remove_menus');

従来のテーマエディタを開くためには


  • wp-admin/theme-editor.php
に直接アクセスすると利用できる。


theme.json とかあるけど?


上記をみると、テーマのスタイル変更が JSON によってできる(それまで CSS/PHP でガリガリしなくてよくなるようだ)そうだ。

WordPress のデフォルトテーマはレスポンシブWebデザイン対応しているのか


そういうやり取りがあったので、調べてみた。


をみると、Twnty Twelve の項目のところに
--
The 2012 theme for WordPress is a fully responsive theme that looks great on any device.
--
とあるので、このときからレスポンシブに対応したものと思う。

スクラッチでテーマを作る場合、ブロックも一つずつ作らないといけないのか


ブロックデータがいろいろはいっているプラグインを活用するのもよし。

誰かが作ったデザインを使って、それをテーマとしてカスタマイズする必要がある場合にはどうしたらいいのか


そういう場合には、フルサイト編集はそぐわないケースが多そう。結局は CSS のことを考慮してデザインしてくれないと難しい(非効率でお金がかかる)。

以上、いろいろ議論が活発に続いているところで時間となりました。
今回は知らなかったことをいろいろ聞けてよかったと思います。

その後、オンライン懇親会に突入。22名。
特にフルサイト編集を案件として取り扱う場合にどうすればいいのか、どういう問題があるのか、支払いや見積もりをどうしてる?などの雑談が熱かったですね。19時付近は、パソコン教室のような雑談が続いていました。Windows11の使用感、外部ディスクを接続するとどこにディスクが出てくるのか等。

筆者も家族と夕食を食べたりしていたのでミュートにしながらも、雑談されているのを楽しく聞いておりました。

その他チャット等で出てきた情報メモ



2021年12月18日 @kimipooh

2021年10月31日日曜日

Kansai WordPress Meetup@京都に参加して・・・ #wpmeetup #wpmeetupkyoto

今回のテーマは「WordPressサイトのセキュリティを見直す」とのこと。

大学で運用している WordPress サイトのサーバーは、すべて外部の Web ホスティングサービスへ移行(ほとんどは大学が契約している外部ホスティングサービス)して、もうすぐ1年が経とうとしています。セキュリティ周りについてもいろいろ見直してきましたが、そうしたセキュリティ関連の話を聞けるということで楽しみにしていました。

プログラム:https://www.meetup.com/ja-JP/Kansai-WordPress-Meetup/events/281036210/

おお!?外国人が入ってきて、「日本語でしかやっていないの?」という質問がありました。カフェからの参加でしょうか、英語でのやり取りが見えるので海外からの参加のようです。最初にアンケート(日本語)があったのですが、そちらに回答しない?というやり取りを主催者として、アンケートをされていました。これはオンラインならではのやり取りで面白かったです。

以下、筆者が理解した内容を文字にして書き出しています。そのため、実際の講師の方が意図した内容ではない可能性があることをご留意ください。

WordPress セキュリティガイド 〜うんねい可能なセキュリティを始まるために〜

Yoshinori Matsumoto氏 (Twitter: @ym405nm), WordCamp Kanai 2016で登壇

WordPress 危ないから使わないという話があるが、CMSを変更しても問題は解決しない。必要なことはどのように安全につかうのかということ。

WordPressのログインを守る

wp-login.php (XML RPC含む) が狙われやすく、IPアドレス制限のような負荷をかけることができるのか。あるいは 2要素認証、アカウントロックの機能を入れるという代替もありである。このあたりは、ユーザーがどのように使うのかを考えるということとなる。

パスワードポリシーについて

簡単なものを使われないようにする。Jetpackプラグインに、サイト保護、ホワイトリスト等保護機能を備わっているのでそうしたものを利用できる。

ログイン大丈夫?

WordPress よりも権限の強い、SSH、FTPやサーバーのログインが不正アクセスされると危ない。そのため、WordPress だけを考えるのではなく、そうしたところも考える必要がある。

wp-login.php をIPアドレスをブロックしているが効果はあるのか?

効果はないだろう。IPアドレスはその都度変更されるため。

筆者補足: IPアドレスの範囲(Apacheならホストを使える場合あり)が固定できるなら有用だろうと思う。

BASIC認証をログイン画面にいれるのは?

面倒にしてまでのメリットはない。特にデメリットが大きい。

筆者補足: BackWPUPなど、BASIC認証が有効な場合にはバックアップが拒否されるケースがある。このプラグインではBASIC認証をしていた場合の設定があるので、それをすればいいが、そのあたりを運営側がわかっている必要がある。組織的に管理するなら検討の余地はあると思う。

脆弱性情報を確認する


脆弱性への対応としては、WordPress 3.7 から導入されたオートアップデートを使うことが。これはメジャーバージョンアップはできない。5.7だと 5.7.1 は可能だが、5.8へのオートアップデートはできないということ。WordPress は最新バージョンしかサポートしないことの注意が必要

JPCERT/CCの注意喚起、ホスティング会社の情報はチェックするとよい。

注意事項としては、「認証なし」「外部から」「コード実行」などのキーワードが入ると、特に注意をするとよい。またオートアップデートが動いているかのチェック。

PHPのバージョンが古すぎないか、Webサーバーのバージョンが古すぎないか、Firewallなどサーバーのセキュリティ状況などを調べておくのも大事。

プラグインとテーマを選ぶ


プラグインは、脆弱性を悪用され任意コードが実行されるものが含まれている場合があり(開発者が放置しているプラグインだと危ない)、そこも注意する必要がある。

WebShell 系を仕込まれている場合もあるので注意。

バックアップは大事。無料でバックアップできても、リストアが有料だというプラグインもあるので注意。

WordPressの関数を使う

WordPress が提供するセキュリティ関連の関数はあるので、そうしたものを確認しよう!

事故現場でよくみられるパターン

ファイルアップロードを自前で作ったが、アップロード認証をミスってだれでもアップロードできるようになってしまった。SQLをデータベースに送って処理するプログラムに不備があって、脆弱性になってしまった。

事故はおこってしまう

起こるときには起こってしまう。

50万円ぐらいで構築したサイトが事故ったら・・・初期調査だけで25万円ぐらい掛かってしまった事例もあった。またお金をかけて調査をしても原因が特定できない場合もある(詳細ログを記録していなかった等)。そのため、作り直したほうが速いということになってしまう。あるいは事故が起こった時が明らかで、それ以前のバックアップがあるなら、そこからリストアするということも選択肢としてありえる。また事故ると様々なところに報告が必要になり、膨大な時間と費用がかかってしまう。

質疑応答

以下、質疑応答で興味があった部分の端書きメモ的なもの。

管理者以外 SSO(Googleとか)を使ってログインに使っていることもある。JetPackだと wordpress.com のアカウントにおけるSSO認証ログインが使える。

パスワードに加えて、足し算をして正解しないと管理画面に入れないようにしているが、効果はあるか?

  • 現在の汎用的な総攻撃的なログインは、パスワードが安易すぎるので効果はある。しかし、本当にサイトをピンポイントで狙われると効果が発揮できるかはわからない。
  • 上記リンク先の足し算については、たとえば Google DriveのOCR機能にかけたら正しく文字起こし出来てしまうので、効果そのものはあるが、そうした攻撃をされてしまう恐れはある。
reCAPTCHAは視覚障害者が使えない
  • そのとおり。なかなか難しい
PHPMailerの脆弱性問題があって WordPress のバージョンアップに追われたが皆さんどうしているのか
  • メジャーバージョンアップだと辛いので、細かくバージョンアップするか。そのアップデートを外注するなどするのがよい。
duplicatorプラグインの脆弱性の件で、バックアッププラグインは共通で狙われるのか
  • セキュリティレベルについては、無料か有料かはあまり関係ないとは思う。
OWASP 脆弱診断結果として、どこまで対応したらいいのか
  • レベルだけみても判断できないので、出来ることが限られてしまう場合がある。

座談会


*まったりと始まったが、基本的には講師、司会者以外はチャットでのやり取りとなっていた。

攻撃は海外からきているので、パスワードをローマ字打ちにするというのも効果がある。それが世界的に有名なキャラクター名だと駄目だろうと思う。oを0に置き換えるなどは破られているように思うので注意。

マルチサイトだと、SiteGuard WP が使えないので、All in One WP Security、XO Security などを使ったことがある。

WAFは除外設定しないと駄目なケースがある。除外設定ができない場合には、辛し。

utf8mb4 の文字コードでバックアップしていなくて、ラテン文字のいくつかが文字化けしたことがあった(レストアしたとき)

MovableTypeは日本語ファイル名を英数字に変えてくれる
WordPressでは、 WP Multibyte Patch をいれることで、日本語ファイル名をアップロードすると、変換してくれる。

2021年10月31日 @kimipooh

2021年6月28日月曜日

WordCamp Japan 2021 Online に参加して #wcjpn21 #WordCamp #WordPress

スタッフとして担当以外、実際にガッツリ参加したのは、Day 1 と Day2 でした。

最終日の Day 7 は少し体調を崩していたこともあって、アフターパーティのインフォメーション担当を終えたあたりから眠気がおそってきたこともあり、そこで離脱してしまいました >_<; 金曜日のもくもく翻訳会も参加できなくて残念!

聞き逃したセッションは、下記の WordCamp Japan 2021 の YouTube チャンネルで視聴可能です。

Twitter 上での皆の感想が温かい!


開催中、開催後も Twitter をチェックしてましたが、皆いいコメントばかり!
ブログでも、「実行委員の案内がよかった」「oVice という空間はとてもよかった」などの投稿も結構ありました。
上記公式サイトのブログまとめや、副実行委員である Naokoさんのブログをみると、世界中から 1380名もの参加登録があったとのこと。ものすごい人数ですね!

Day 7 の雰囲気


最終日のセッションを視聴している人は結構多かったと思います。


閉会式では、実行委員長からの謝辞が述べられました。スタッフは 筆者も含めて70名以上参加しており、それらの規模をうまくまとめた実行委員長、副実行委員長、各班長の皆様ご苦労さまでした!


アフターパーティが開催したのち、実行委員から想いなどを語る座談会のようなものが催され、結構な人数が視聴できる範囲へと集まっていました。oVice では視覚的にどの程度あつまって視聴しているかを感じやすいのでよかったです!


スポンサーブースツアーもアフターパーティの最中に開催されましたが、大盛りあがりでした!もはやどこに自分がいるのか分からないカオス的な状況に!


このあたりの途中で、筆者はダウンしてしまったのでした...

次回の WordCamp がオンラインになるのか、対面式あるいはハイブリットのような形になるのかわかりませんが、何某かの形で参加したいと思います!

2021年6月28日 @kimipooh

2021年6月21日月曜日

WordCamp Japan 2021 Online に参加して - DAY 2 - #wcjpn21 #WordCamp #WordPress

DAY 2 となる本日は、コントリビューターデイズになります。
タイムテーブルにあるように、本日は WordPress コア、 Learn WordPress、そして翻訳の3つについて、実際に手を動かして参加することで WordPress に対して貢献してみようという日です。

筆者は、翻訳について参加しました。

Day 2&6 翻訳: 「お世話になってるプラグイン・テーマを翻訳してみよう」



タイトルにあるように2日に分けての開催になります。
スタッフ入れて 30名近い人数が参加した模様。


翻訳については WordSlack の #translate, #docs で質問などしながら進めていく。
海外からの参加者もあり。

自己紹介 - 参加者が気に入っているテーマやプラグイン

事前に動画みた?



参考



注意事項
Stable と Development の2つがあるが、 Development はまだリリースされていないものになっており、基本的には Stableの翻訳をするのがよい。Development のほうはせっかく翻訳してもリリースのときに変わってしまって翻訳が無駄になることもある。またStable のほうと同じ翻訳内容があれば、Stableのほうを翻訳すると、同時に Development にも自動反映される。

Stableがない場合


たとえば、下記の事例の場合、
https://plugins.svn.wordpress.org/tweet-old-post/tags/9.0.2/readme.txt をみると、バージョン(Stable tag)に開発版 trunk を指定してるからだと思う。こういった場合には、Development を翻訳すればよいということになる(そういう開発手法を開発者がしているため)。

テスト環境

テーマやプラグインを翻訳する場合、どうしても動作を確認しないとどういう意味か分からない場合がある。そのため、Local 等のローカル環境を用意するのがよい。筆者は、MAMPを使ったWordPress を WP-CLIで自動インストールツール でインストールするのに慣れているため。

何を翻訳するか

あまり多すぎると終わらないので、100ぐらいのもので自らが使ったことのあるプラグインにすることにする。
が 100に近いぐらいなのでいい感じがする。基本的には BackWpup でバックアップしているが、手軽にDBのバックアップとリストアができることもあって、こちらのプラグインも併用している。のでこれを翻訳しようと思う。

承認された翻訳が 90% を超えると翻訳が適用されるようになる。
日本語への翻訳について承認されるためには、WordSlack の #requests に要請することになる。

すでに翻訳されている場合には、その翻訳情報も参考にして整合性を保つことも考えてもいいかもしれない。

翻訳前の状態

手持ち環境に翻訳するプラグインをインストール



メニューなどは英語の状態である。

翻訳してみて

意味のわからない言葉、たとえば missing だけの場合、???となるでしょう。
そこは References の▶ をクリックすることで、プラグインのどこの部分で使われているかの情報と実際のコードへのリンクがでてきてチェックすることができます。


これをみて


をみると、 passthru() 関数がなかった場合などに表示される missing を出すものだということになります。この場合には、「見当たりません」というのがよさそうな翻訳だと思います。

次のEvery も訳すのが難しい。
Every 1 Weeks なら毎週1回と翻訳できるが、Every だけだと毎 としてもおかしいし、これは訳せない。つまりは Every のままがよいということになる。


あとチャットで指摘された部分としては、下記の () 括弧の右側に半角(1バイト)空白が入っているので、翻訳後のものにもそれをいれておくこと!というもの。こういうところは気をつけないとうっかりすることがある。


時間中には 13 (残75)ぐらいしか翻訳できなかった。まぁ、このブログを書きながらということもある。oVice に入りつつ、そのまま継続して翻訳。

夕食を食べる 19時点で、58 (残30) までになりました。もう一息!!!
夕食を食べ終わってモクモクすること小一時間、19時52分でようやく翻訳完了


さっそくWordSlack で承認要請をしてみた!!



あとどうなるかは、今後ウォッチするということで、本日の翻訳作業は終了となりました!

その後翻訳レビューを受けて・・(2021年6月24日)




WordSlack の #requests チャンネルでいくつか指摘を受けたので紹介します。
レビューしてくださった nao さんありがとうございました!

また、本プラグインの日本語訳の PTE 権限を付与してもらったので、この翻訳は近いうちに反映されることになります。

  • 用語集との相違(→指摘の通り修正
    • フォルダ→フォルダー
    • クエリ→クエリー(ただ、MySQL 用語は「クエリ」かもなんですが… ここはご判断におまかせします)
  • その他
    • https://ja.wordpress.org/team/handbook/translation/translation-style-guide/
  • 1-4. 数字の前後には半角文字1字分のスペースは不要(また、日本語の単語の間にも不要です)
    • 指摘の通り修正
  • 2-3. “” (二重引用符) で囲まれた単語がドメイン名や関数名など英字の場合はそのままの引用符、日本語の場合は「」を使う
    • → '%s' ==> 「%s」としていたのを '%s' に戻す
  • 3-1. 自然な日本語になるよう、受動態はなるべく避ける
    • 指摘の通り修正(例. ◯◯は、修復されました → ◯◯を、修復しました)
  • Empty → 動詞の場合は「空にする」が良い気がします
    • 指摘の通り修正
  • Drop → Delete と区別するために、このコンテキストでは「ドロップ」がいい気がします
    • 指摘の通り修正(そう翻訳していて結構悩みました。途中からドロップするにしていたと思いますが、一部直していなかったこと、コンテキストのほうはドロップに変更)
  • With Regards, / Every → 実際に表示して確認してませんが、いきなり英語のままだと違和感があるかも?と思ったのですが、もし確認済みで大丈夫そうならそのままでも
    • Every 
      • View original in consistency tool の機能を使って「間隔」といういい訳があったので、こちらに変更しました。もともとは、Every 1 Week(s) = 意味としては 「1週間ごと」であり、1週間毎にバックアップするという目的でした。そのため、毎1週間 というのもおかしいため、間隔 1週間 のほうがいい役のため。となると Week(s) の訳も週ではなく週間となるので、そちらも修正
    • With Regards,
      • 日本語の敬具にあたる言葉で、日本語だと末尾にいれる。ところが英文だとこれに続いて名前などが入る。実際には
        With Regards,
        サイトの名前 管理者(Administratorの翻訳)
        となるので、
        ---
        サイトの名前 管理者(Administratorの翻訳)
        となるように、--- という翻訳にしておいた。

実際に反映された後にチェック



ダッシュボードの更新にある「翻訳を更新」するとめでたく、WP-DBManager の翻訳ファイルだダウンロードされました。


上記のように日本語になったわけですが、右図にある「データベースバックアップファイルを GZIP しますか?」は、直したほうがよさそうですね。これは、前に誰かが訳していたものです。しかしここは、「データベースのバックアップファイルを GZIP 圧縮しますか?」が自然な訳だと思うため、再度修正。またそのうち更新されることでしょう。

2021年6月21日 @kimipooh
2021年6月24日加筆

2021年6月20日日曜日

WordCamp Japan 2021 Online に参加して - DAY 1 - #wcjpn21 #WordCamp #WordPress

 

始まりました WordCamp Japan 2021! 今回は完全にオンラインということ、そして交流の場として oVice というツールが用意されました。筆者も広報チームの一員として、活動したりしてました。

夕方には一部テーブルがカオスな状態に (^^;


何故コントリビュートしているのか?

事前に実行委員から募って撮影された動画が基調講演で流れました。自分の動画が流れるって小っ恥ずかしいものですね..

すでに終了した セッション動画はこちら

今回参加に際して、WordCamp Japan 2021の Tシャツをきてます!

WordCamp Japan 2021 のグッズは、

で売ってます!

Googleブースを覗いて




Core Web Vitals - サイトの健全性を示す重要指標の説明をされていました。Pages Insights で Google Blogger が62% なのはなんでだ〜とは思いますが、まぁ個人ブログなのであまりそこまできにしていません。WordPress サイトだと 65% などでした。またここで紹介のあった Google提供の WordPress プラグイン Site Kit の紹介もありました。


Googleブースでのやり取りを聞いていて出てきた、Chrome拡張機能「Web Vitails」は、Core Web Vitalsを計測するChrome拡張がウェブストアからインストール可能に(海外SEO情報ブログ)でも紹介されているとおり、よさそう。最初は LCPが遅いと出たけれど、一度見たページを再度チェックするとグリーンになるので、キャッシュがきいたのかなぁと思います。

Test My Site - Think with Google もあるということですが、サブドメインはチェックできないようで、仕事場のサイトはチェックできず〜。

セッション間のスキマ時間で紹介ビデオがながれることがあった



あれ、もうセッション始まった!?と勘違いしてしまうほど、自然に出てくる動画。きめ細かい対応がすごい!

セッション - WordPressで始める多言語サイト構築〜どこまでできる?多言語化プラグインまるわかり〜



筆者も WPML, Bogo など多言語化プラグインを使った多言語化サイトをいくつか運用しているので、非常に興味がありました。
Polylang は使っていないプラグインだが、人気があるとのこと。
https://ja.wordpress.org/plugins/polylang/
をみると WPML からの移行もできそうな感じなのは、かなり興味あり。
最近は Bogo を使っていますが、カスタム投稿タイプに非対応ならちょっと考えものですね...

将来的に多言語機能が WordPress コアに実装されるらしい。まだ先の話とはいえ、とてもきになりますね!

その他ブース風景



まったり雑談



  • サーバーってどんなものがいい?
  • さくらインターネット使っているけど、Xサーバーがいいとかきくけどどう?
  • コントリビューターデイズに申し込んだけど、事前準備は?
などなど、いろいろなやり取りをしました。

oVice って離席すると下図のように、一番下に離席者一覧が出てくるみたいですねぇ。

父の日

そう、今日だったんですよね!
ということで夕食は、妻が用意してくれたリブロースステーキをガッツリと食べました。ちょっと食べすぎて胸焼けしてる感じが・・・。


交流会


交流会の背景に変更されました!


マルバツクイズ開始!


えーと、自分が出したクイズでミスったような気がするようなしないような、、、ま、まぁ気にしないでおこう...ともあれ、ものすごく盛り上がってます!!


Winner の記念撮影


歓談


スピーカーアイコンから、かなり近づかないとつながらないから超密集状態!
ということで誰かが別途スピーカー機能を立ち上げて、そちらに繋いだのでした。と思っていたら、直ったのだった。裏でスタッフが頑張ったんでしょうか。お連れ様です。


超密集な体を動かしたい人集まれ〜。ラジオ体操でもしてるんですかねー
道端であつまる人たち、休憩所に集まる人達、、、いろいろなところで盛り上がっているようです!

スポンサーブースツアー



スポンサーツアーもかなりの人数が参加してました!

集合撮影!




いろいろな企画が盛りだくさんだったと思いますが、終わってみればあっという間の一日だったなぁと思います。

明日から、コントリビューターデイズが始まります。筆者も明日21(月) の翻訳に参加します!まだなにをするか全く考えていませんが、楽しみにしてます。
ではまた明日〜

2021年6月20日 @kimipooh