今年は職場である京都大学(
国際科学イノベーション棟)でやるってことで、実行委員の会場チームに入って会場周りのサポートをしていました。まだ出来て2年ほどしかたっていないこともあり、機能的でバリアフリーでなかなかよいところです。
出町柳から京都大学へ。このまままっすぐ進むと正門に到達します。
会場では京都らしい傘が用意されてました。
大盛り上がり!!
開始直後こそ、パラパラときていた参加者も少し立てば大混雑。
セッションも全部立ち見がでるぐらいだったそうな。
今年のスタッフ Tシャツ
今年のスタッフ Tシャツは、なかなかユニークです。さらに手ぬぐいもありますね!
昼食&懇親会は無料だぜ!
昨年の WordCamp Kansai 2016同様、ランチは無料提供です!
さらに懇親会まで無料。委員長挨拶で、参加者一人当たりにかかった費用は 7000円を超えるということでした。それがすべて無料にできるほどスポンサーも集まり、また参加チケットもあっという間に無くなるぐらいの盛況ぶりでした。
懇親会も賑わってました!
二日目は、カンフォーラにいってステーキカレーを初めて食べました。
ココナッツミルクの入っていないタイカレーみたく辛かったのですが、美味しかったです。
コントリビューターDAY(2日目)
コントリビューターDAYへの参加者の約半数が、初めて参加ということに驚きました。
コード自体は、帰ってからと翌日かけて修正しました.. よしこれでつかえるぜ〜。
翻訳コードの部分は、変数を入れたらダメ
printf, sprintf などを使って、翻訳コードのための関数(__や_e)に渡す引数は文字にしてしまうこと。。という基本的なことを理解できたのが良かったです。
つまり例を上げると
- _e ('hogehoge ' . $hogege . ' dayo.', 'hohoho');
なコードはGlotPressでの翻訳をしても適用されないってことです。
- _e (printf('hogehoge %s dayo.', $hogege), 'hohoho');
にしろってことですね。
同じく __ をつかう場合には
- $hoge = __('hogehoge ' . $hogege . ' dayo.', 'hohoho');
ならば
- $hoge = __(sprintf('hogehoge %s dayo.', $hogege), 'hohoho');
ってな感じですね。
WordPress Importer でアップロード失敗する問題
プラグインチームの1つの柱として別の人があれこれやっていたら、「それって、ブラウザのタイムアウトなんかの問題じゃない?」ってツッコミが。たしかにいくらサーバーのアップロード制限を緩和したところで、ブラウザのタイムアウトを超えるデータ通信をするとどうにもなりませぬな。。ってことで終了したのでした。。。
あと初めてプラグイン開発をした方が、
- ギャラリーの挙動変更(スライドさせたり〜)
- エディタの文字に対して Google検索のサジェスト候補がでてくるようにする
なんてのを開発されていました。後者は申請まで出来たとか!
他のチームの発表をみていると、
WP-CLI入門(の呪い)
一日目ガッツリ聞いたのは、このセッションでした。
ここで話に出てきた、WP-CLIで valet を操作しようでハマってしまい、いつも速攻でブログ書いているのに書けませんでした..
これは、普段 MAMP を対応している筆者に、MAMPはダメダメ〜って miya0001 から何度か言われている筆者への呪いということにしておきましょう (^^; その後解決〜。
VCCW や
WP Total Hack でも有名な
miya0001 さんが登壇。WP-CLIでもかなり貢献されています。WP-CLIは、WordPress をコマンドラインで自由自在に操作できる、インフラを含む WordPress 管理者によっては、WP-CLIは救世主ツールです。
筆者も、バックアップ → プラグイン更新 → コア更新 → 言語更新 という一連の流れを WP-CLIで実装したり、WordPressの新規構築の初期設定を一括処理するときにも重宝超重宝しています。ただ、細かい機能については追っていなかったので、ここで話をお聞き出来たのはよかったです。
ここでは備忘録として残しておきたいものをメモしておきます。
WP-CLI で valet を操作しよう!
ズボラな筆者は、MAMPばっかり使っては miya0001 さんに突っ込まれたりしてましたが、そろそろ環境を変えてみようかなということで、valet を使って見ることに。
valet インストール と W-CLI連携
MacOS Sierra な環境では
- Homebrew の導入
https://brew.sh/index_ja.html (bash シェルをつかうこと)
- valet のインストール
https://laravel.com/docs/5.4/valet#installation を参考に
- brew install homebrew/php/php71
- brew install homebrew/php/composer
- composer global require laravel/valet
- brew install mysql
- brew services start mysql
- ~/.composer/vendor/bin と /usr/local/opt (mysql用)のパスを入れる
- echo 'export PATH="~/.composer/vendor/bin:/usr/local/opt:$PATH"' >> ~/.bash_profie
- 一旦ターミナルを閉じて開き直す
- brew link php71
エラーがでたら、sudo chown -R 自分のユーザ名 /usr/local/ に権限を与えておく(これは、valet install で[DomainException] Brew was unable to install [nginx] とエラーがでるときの対処)
- valet install
- ~/.bash_profile に
export WP_CLI_PHP_ARGS='-d memory_limit=-1'
alias wp="php -d memory_limit=-1 /usr/local/bin/wp"
を入れておく。
※あとからmiya0001 さんからの指摘:WP-CLI でメモリ不足のエラーが出る時の対処法(Qiita - miya0001)
open -a textedit /usr/local/php/etc/7.1/conf.d/php-memory-limits.ini
; memory_limit = 128M
memory_limit = 512M
- wp package install aaemnnosttv/wp-cli-valet-command
<ハマった点>
wp package install aaemnnosttv/wp-cli-valet-command をしたときに、
Fatal error: Allowed memory size of 134217728 bytes exhausted (tried to allocate 1028096 bytes) in phar:///UNIX/local/bin/wp/vendor/composer/composer/src/Composer/Util/RemoteFilesystem.php on line 386
とエラーが出てしまう。/usr/local/php/etc/php.ini のmemory_limit をいじってもダメだったこと。
wp valet new demo
- mkdir demo
- cd demo
- valet park
- wp valet new demo
ちゃんと wpコマンドに valet が紐付いていたら、
Don't go anywhere, this should only take a second...
Success: demo ready! https://demo.dev
と出るはず。もし、wp core download せよとかいっていたら、紐付いていないという証拠。
https://demo.dev
404 - Not Found
telnet demo.dev 443 は接続できるのに何故だ。
~/.valet 内の nginx 設定をみても間違いが探せぬ。
ping demo.dev は 127.0.0.1 だし。。
これは miya0001さんの呪いと命名しよう(時間切れ)。
2日後にわかったが、valet park を叩いて、該当フォルダを valet として使えるように pathに含めておかねばならなかった。
なお、 nginx の restartは
sudo brew services restart nginx
でできるみたい。brew はあまり本格的に使っていなかったのでした。
また削除は
wp valet destroy demo
とかでできる。
MAMPと併用するためには(追記)
もし MAMPを 80/tcp で動作させている場合には、nginx とバッティングします。
でnginxも自動停止しますので、使わない時には上記コマンドを叩いておきましょう。
ただ brewで起動した mysqld は残ります。若干でもバッテリーを気にするなら、
としてサービスを停止しておきましょう。
次に利用する時には
- valet start
- brew services start mysql
で利用できます。
2017年6月26日 @kimipooh