今回は、心斎橋にある株式会社ターン・アンド・フロンティアが会場です。
実は今回始めて「心斎橋」に行きました。
Meetup は午後からのため、せっかくなので観光したいなと思って少し早め(11時)に心斎橋へ到着。
早速、難波神社でお参りをして、
おすすめにあった大丸心斎橋店の黒船で「心斎橋はちみつファンク」を購入しようとしたら、保冷剤いれて1時間しかもたないといわれて泣く泣く断念。かわりにカステラを購入しました。
それから、おすすめにあった庵月へ。店の一番人気のおすすめ「花まめ羊羹」のハーフサイズを購入。ハーフサイズ 2000円とか高いが、妻が栗好きなので、ここは奮発せねば!半分だけど...
さてせっかくなので法善寺まで足を伸ばして、水かけをしようと思ったら、道頓堀を通過。道頓堀は観光客も含めて大賑わいでした。
さて気を取り直して、法善寺。無事水かけも出来ました。
とまぁ、1時間半ぐらいの時間ですが、いろいろ行くことができました。昼食は少し仕事でメールする必要が出てきたので、マクドナルドによってそこで食べたのでした。12時ぐらいは割と空いていたのですが、店を出る13時過ぎはかなり混雑していました。
プログラム
また世界中で同日、同時刻に開かれているとか。Twitterの #WP20 などをみると確かにって感じですね!
東京の様子(Photo by Toda)
札幌の様子(Photo by Ben)
関連ブログ
- WordPress 誕生20周年(Naoさん)
- WordPress 誕生20周年おめでとうございます!(めがね 大串肇さん)
- WordPress 20周年記念:全国の Meetup をオンラインで繋ごう!(YouTube動画:WordCamp & Meetups in Japanチャンネル)
- リアルイベントは最高です!Tokyo WordPress Meetup「WordPress20周年をお祝いしよう」に参加してきたよ!(モンハコ)
さて毎回ですが、下記からは筆者が理解した発表された内容をまとめたものです。そのため必ずしも発表者に意図どおりかは保証できません。また筆者の考えについては # 先頭につけています。
20年の振り返り by Naoさん
これまでの懐かし話に加えて、今度 Meetup をどのようにしていけばよいのか、意見求む!という話で締めておられました。
#そういえば、筆者は10周年のときに登壇者として、「昔のWordPressをインストールしてみたよ!」(資料) という WordPress 0.70 から 3.0ぐらいまでどのように変化してきたのか、実際に動作させて懐かしもうという発表をしたものでした。
会場&Meetup 説明
自己紹介は一言程度。20周年グッズをもらいました。
AWS環境で運用しているWordPressでクラシックエディタ使っています by トレノケート 山下光洋さん
勉強会に初めて参加。2015年ぐらいに WordCamp に当日スタッフに参加申し込みしていたが、折り悪く都合が合わなくなって参加をキャンセルせざるを得なかったことが残念。2015年ぐらいに AWS を使い始め、そこから AWSを学んでいった。
そのような基盤側のシステムに詳しくなることで、構築コスト、パフォーマンス、セキュリティレベルを向上することができた。
そうしたことをブログに書き、これを利用して書籍なども出せるようになっている。
現状慣れているクラシックエディタを使い続けている。
WordPress を動作させるためには、標準的なサーバにデータベース(MySQL)があるだけでよい。しかし実際にはセキュリティ防衛、障害時対応、大量アクセスなど様々な不安定要素がある。そのため、WordPressのキャッシュ系プラグインを使っていたり、サーバーを二重化したりなど費用対効果を考えながらスケーラビリティを実現している。
また Media Cloud や CDNなどを使って、負荷分散をすることでアクセス数増大によるデータベースへの負荷を軽減している。
Cloudwatch(AWS)という機能をつかってクラウドの状況をチェックしている。さらにWAF(AWS)も有効にしている。このような機能をつかうことでサーバーそのものにはログを残さずに済んでいる。
質問:ブロックエディタに変えないのでしょうか
Markdown を手軽に使いたいことため。
いちいちブロックを作らないといけないのが面倒だから(マウス操作したくない)。
なぜページビルダーを使うのか? Elementorを使用する3つのメリットと制作例 by 中村 和磨さん
他のページビルダーより使いやすく安定しており、アドオンも豊富。直感的にページ編集できる。LPなどを手軽に作ることがができる。文字に一部光を当てる(文字部分が動画)など、そうしたアニメーションを加えることもできる(そうした保管機能もある模様)。
ブロックテーマでどう変わる?新しいWordPressのWebサイト制作 by つぶ(佐敷 亮太)さん
ブロックエディタとは
2018年12月6日の WordPress 5.0 から搭載された新エディター
ブロックを積み重ねるようにしてコンテンツをつくっていくエディタ
エディタとプロントエンド(公開側)と見た目が同じ
再利用ブロックによってテンプレートを使い回せるのがメリット
ショートコードを作るということが減った。
ショートコードで囲むことが減った
クラシックブロックがあるので、クラシックエディタから移行しやすい
またSNSのリンクを貼り付けると、自動的に埋め込み的な表示になる
ブロックごとにHTML編集も可能
2021年7月20日の WordPress 5.8よりウィジェットでも使えるようになった。
クエリーループブロックが有能
特定のカテゴリーやタグ、選択した固定ページのみを夜に出すことが可能
このパターンのいくつかは、https://ja.wordpress.org/patterns/ で公開されている。
左右で分割するカラムブロックが便利!
スマホは上下に表示することも可能
スマホは上下に表示することも可能
カバーブロック
シングルページやLPで有用
グループブロック
複数のブロックをまとめる(複数のブロックを選択して右クリックしてグループ化)
そのグループでフォントを一括変更したりなど操作が楽になる
ブロックエディタをお試し
https://ja.wordpress.org/gutenberg/ でお試しできる(アクセスするとテストページでいじれる)
ブロックテーマとは
2022年1月25日に登場した WordPress 5.9で実装。
ヘッダーやフッター、アーカイブ、404ページなども含めブロックが使えるようになった。
ヘッダーやフッター、アーカイブ、404ページなども含めブロックが使えるようになった。
まとめると?
テーマのレイアウトに縛られることなく作成できる。
細かなレイアウトまでノーコードで作成可能に。
便利な反面、全ページのレイアウトを確認するのに手間がかかる。自由すぎることが必ずしもいいとは限らない。
テーマのアップデートで子テーマの影響があったかもしれないが、ブロックテーマではそうした不安がなくなった。
国産ブロックテーマの紹介
- unitone(Snow Monkey開発者)
- X-T9(lighting 開発者)
- Cormorant(オレインさん開発)
プラグイン紹介
- Snow Monkey Editor
管理者にはこのヘッダーを見せたいなど、ロール(権限)によってヘッダー、フッター、メニュー、ウィジェットの切り替えが容易に - Dynamic If Block
条件分岐が容易に
ブロックエディター、ブロックテーマでメリットがある人
デザインは得意だけどコーディングは苦手
コーディングは得意だけど、プログラミングが苦手
エンジニアリングは得意だけどデザインが苦手(テーマが割りとよい感じのものがあり、ブロックをうまく配置すればそれなりのものができる)
ブラウザ上で WordPress が動くブロックテーマを使えるでもサイトあり!自由に使える
https://developer.wordpress.org/playground/demo/ (再読み込みすると初期化される)
告知:Kansai WordPress Meetup でもくもく会&情報交換会をやるのでよろしく!(関西大学梅田キャンパス)
6月25日
質問:Elementor と ブロックエディタの違いは?
様々なブロックが使いやすいようにカスタマイズや準備されているものが、Elementorプラグイン。テーマのほうも用意されている。
質問:クラシックエディタで作成されたサイトをブロックエディタのサイトへ移行するには
ブロックエディタに対応したテーマにしてしまえば、クラシックエディタで作成されたものはクラシックブロックになっているので問題ないだろう。テーマは変更しないとどうしてもレイアウトやデザインが崩れてしまうおそれがある
質問:WordPress で作成して公開した場合、Google の検索結果に出てくるページタイトルが異なるのは何故か
ここは SEOに絡む話。Googleが有用である情報を推測して出すので、出してくれるような構成を WordPress 側でしておく必要がある。
# https://ts-smartplan.com/?p=14835 や https://developers.google.com/search/blog/2022/10/introducing-site-names-on-search?hl=ja あたりなどにもそうした話はあるので参考にして修正する必要があるようですね。
質問:テーマは全部一から作成するのがいいのか、既存テーマを活用するほうがよいのか
ずっとそのテーマを更新される WordPress に対応していくコストもかかるし、クライアントにそのことの理解がないと難しい。そのため信頼できる既存テーマを活用するほうがおすすめ
質疑応答&スピーカー座談会
クラシックエディター&テーマから、ブロックエディタ&テーマへ変更する案件はしているか?
下記のような様々な話がでた
フルリニューアルという気持ちになる必要があるかも。
ブロックテーマまでしきれず、ブロックエディタのみにしている場合もある
ブロックテーマまでしきれず、ブロックエディタのみにしている場合もある
使い方は異なるが、そこはクライアントに頑張ってもらう(オンラインレクチャーはする)
既存のものは変える必要はあるのか。その場合、テーマ更新されなくなるとセキュリティは大丈夫なのか
Elementor に関して多言語の場合、少し活かせていない感じにならないか
Googleフォントを利用するなどすると、それなりには整う。しかしアルファベットでの表示にやはり優位点はある
懇親会の様子
早い時間に終わったこともあり、久しぶりに懇親会に参加しました。
時間が早すぎる(17時台)のため、HUB に集合。 京都組+αと連れ立って「HUBって一箇所しかないよね?」など歓談しながら向かいました。運良くまとまって座ることができ、かなり長い間歓談していたかなと思います。
HUB 心斎橋店にて
サワーとソフトドリンク飲み放題で600円は安すぎ!? 結構食べましたが、一人 2000円ぐらいでした。身近に高校の後輩がいたのには驚きました!