いくつかのケースでそうした事例がでてきたのでまとめておきます。
なおこれまでの WP-CLI関連の記事は下記の通り
- WP CLI 本体を自動アップデートをする方法(2016)
- 複数サイトのメンテナンスを WP-CLI でやろう!(サーバー管理者編)(2016)
- 【備忘録】WP-CLIと BackWPUPプラグインを利用した WordPress の自動バックアップ&自動アップデート(2016)
- 【備忘録】WP-CLI エイリアスを利用したリモートサーバーの WordPress 管理 #wckyoto2017(2017)
- プラグインを使わないバックアップツール(GitHUB, 2025)
- WP-CLI、CSHシェルスクリプト、tar+圧縮、をつかってレンタルサーバー上の WordPress の本体とDBのバックアップを定期的に取るツール
STEP 1. WP-CLIのバージョンが最新かチェックする
wp cli version
を実行して、バージョンを確認しましょう。それが最新かどうかは、下記のサイトを確認してください。
最新でなければ
wp cli update
を行う。なお、レンタルサーバーなどでは勝手に更新できない場合が多い。その場合には、
$HOME/bin にフォルダを作成して、そちらに wp をインストールし、こちらを使うという手もある。
STEP 2. サーバー上で apc.enable_cli = 1 が有効になっているか確認する
CLIでも APCキャッシュを扱えるようにする必要があります。
ただし、さくらインターネット等の場合、CLIについてはサーバー共通の php.ini のみ読むことができる設定になっており、コントロールパネルで apc.enable_cli = 1 を設定しても有効になっていない可能性があります。
この場合には、サーバーへSSHログイン可能なら、ログインした上で
ログインシェルの設定(.cshrc等)に、
さくらインターネットの場合
CSH系の場合
setenv PHPRC $HOME/www
BASH系の場合
export PHPRC=$HOME/www
のようにコントロールパネルで設定可能な php.ini を読み込むようにしてください。
これで更新できなければ、下記を参考にしてみてください。
うまくいかない場合
1. キャッシュメモリ系プラグインを無効化してみる
現時点で確認できているのは、APCu Manager プラグイン。こちらが有効な場合には、Core や プラグインアップデートが読み取れないことがある。
上記プラグインは、WP-CLI に対応しているため
wp apcu settings disable object-caching --yes
で一時的にオブジェクトキャッシュを無効化した上で、
各種アップデートをしてみるのがよい。
終わったあとは
wp apcu settings enable object-caching --yes
をして有効化するのを忘れないように。
2. それでも更新出来ない場合
WP-CLIのキャッシュをクリアみることがよい。
たとえば、WordPress の新しい Core があるのに、
wp core check-update
でアップデートがないと出てしまう場合には、
wp transient delete update_core
でキャッシュをクリアした上で、
wp core check-update
で確認してみるとよい。
もちろん「STEP 2. キャッシュメモリ系プラグイン」を使っている場合には、そのキャッシュを先に一時的に無効化してやってみること。
wp transient delete update_core については、削除できなかったとでてきても、そのまま wp core check-update をしてみるとよいだろう。
うまくいったなら、
wp transient delete update_core; wp core update
など連続してコマンド実行するようにしておけば確実だと思う。
どうしてもうまくいかないなら、
下記のようにすべてキャッシュをクリアしてから実行してみるとよい。
wp cache flash
2026年6月11日 @kimipooh
2026年6月15日 加筆
2026年7月21日 加筆
2026年7月21日 加筆